題名の通り、カッチ滞在折り返し地点です。アジュラクプールでの制作が一旦終了し、NGOのShrujanに移ります。夕方からのSIDR crftでの制作は、そのまま続行です。



最終日は、工房で大変お世話になった11代目のフェイザンに、お願いされていたクルタ用の布をデザインして1枚プリント。最近彼が開発したというアジュラックの新しい色合いも見せてもらいました。



学校が長期休暇中の、同じく11代目のフセンは、何やら絞り染めの実験をしていたようで、出来上がったサンプルを沢山プレゼントしてもらった。これで何作ろうかな。



いつも通り、職人さんと皆でお昼を食べ、無事諸々の手配も済み、村を後に。



最終日だというのに、例年のようにバタバタすることもなく、後片付けもばっちり。思えば、今回のアジュラクプールの滞在自体、ハプニング的要素が少なかった気がします。

最初の1週間と、生理中が絶不調だったことを除けば、大きな怪我もなく、トラブルもなく、職人さんと衝突することもなく、、、。自身がアジュラクプールでの生活に慣れてきたのもあるとは思いますが、平和でした。

制作に集中できることに越したことは無いですし、今、穏やか風に過ごせるのは、ここまで様々な出来事をやり過ごしてきたからとも言えますが、それはそれとして、新たにストレスを受けるような環境に、足を踏み入れるタイミングなのかもと思っています。

こちらの工房に比べ、滋賀のアトリエでは更に平穏に制作していて、というかほぼ同居人としか関わらない生活をしていて、納期に追われるストレスはありつつも、自分のペースで過ごしています。自宅周辺は自然豊かで、息抜きの散歩も気持ち良く、この生活はだいぶ気に入っています。

なんですが、定期的に環境を変えてみることも大切だと思い、帰国後すぐにアトリエを移動して、アーティストが集まる山奥の共同スペースで制作する予定です。どうなるかな。環境も制作も、ちょっとずつ変化を加えながら生きていきたいなと思います。