2020年10月8日(木)〜11日(日)に、新木場のCASICAで開催された “tracing the roots 2020” に出展させて頂きました。

tracing the roots は尾見紀佐子さんが代表を務めるマザーディクショナリーが企画されている、「旅と手仕事」をテーマに各地から集まった表現者の合同展示会+market です。

SHIORI MUKAI TEXTILE は前半2日間のみの出展でしたが、とても刺激的で素晴らしい合同展示会でした。

でも、最初に白状しちゃうと、やりきったー!という思いと、悔しい思いが、混在しています。


というのも、参加されていた作家さんの作品は、以前よりインスタでずっと拝見してましたが、会場で実際に目の当たりにすると、本当に迫力が凄かったのです。分かっていたつもりでしたが、すごい展示会に来たんだと改めて実感しました。


今回は藍の作品をメインで!





展示1日目


1番最初に接客させて頂いた方が、世田谷にお店を構える本屋さんnostos booksさんの企画の方とブックディレクターの方でした。

その企画の方というのが、モデルのチェルシー舞花さんで、何を隠そう、私はファンです。

大学生の頃、チェルシーさんが雑誌に載ってるのを見つけては、切り取って、ほぼ日手帳にスクラップしてたほどに、ファンです。

いきなりそんな方が作品を見てくださっててフリーズしました。
正直何を話したかもあまり覚えてませんが、ファンですっ!って言いました。

そして作品もご購入いただけることに、、、言葉になりません、、、



今回のtracing rootsは、1時間半の予約制という制限がありましたが、その時間いっぱいを使って作品を見てくださった方もいらっしゃいました。

このブログを読んで足を運んでくださったようで、こんな素人文章でも続けてきて良かったと、心が暖かくなりました。
周りの作家さんに圧倒される中、本当に勇気づけられることで、ありがたかったです。


OUTBOUNDさんやハコギャラリーさんでお会いした方々とも再開できて、幸せなひと時を過ごしました。


また、この日はファッションとアートについて、再度考えさせられる日になりました。恐らくこの先も長く考えさせられるテーマかもしれません。

古物の価値、作品の価値、ファッションの価値、それぞれに多種多様の価値があるとしても、会場で動く商品を眺めていると揺らいでしまいます。


無事展示初日を終え、宿泊先のアパホテルに帰宅し、本当に貴重な経験をさせて頂いているんだなと耽りつつ、色々やらかしたことなどを振り返っていたら、夜ベットで1人泣いてました。笑


アパホテルのベットはフカフカ





展示2日目


スタートと同時に、ハコギャラリーさんで作品をご購入いただいたファッションデザイナーの方が作品を見に来てくださいました。前夜に謎のプチ自身喪失をしていましたが、お声がけいただいて、とても晴れやかな気持ちになったことを覚えています。笑


現在、京都の田中直染料店さんと、アジュラック染料を共同開発させていただいており、そのプロトタイプを会場にも置かせていただきましたが、こちら多方面にご興味を持っていただけました。

田中直染料店さんとのコラボについては、また別記事でお知らせさせて頂こうと思います!



2日目も、以前の展示でご縁を頂いた方、インスタやブログを読んで私のことを知ってくださった方が、作品を見にきてくれたり、話しかけてくださって、ありがたい時間を過ごしました。


他の出店者様との交流は、めちゃくちゃ勉強になりましたし、素敵な人たちばかりで、この展示会の凄さが身に染みます。

参加できたことが幸運でした。




無事2日目の展示を終えることができ、翌日はまた別の作家さんが同じスペースに展示されるとのことで、すぐさま搬出。
マザーディクショナリーの方々にもお手伝いいただき、あっという間に完了。
最後の最後まで大変お世話になりました。





tracing the roots 2020 を終えて


冒頭にも書きましたが、少し背伸びをして参加させて頂いた展示会だったと思います。幸せな気持ちと悔しい思いが混在してました。業界の著名人が一同に集まり、普段お会いできないような方に作品を見ていただけたことも、とても貴重な経験でした。

今まで、個展や、アートに特化し合同展示会に参加したことはありましたが、そこで得られるものとは違う、また別の新しい発見がありました。

沢山のご縁をありがとうございます。



またここからコツコツ頑張って参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします◎


次は公募展での展示ですっ!
実は明日ですっ!
楽しみっ!