愛媛県の西予市にある野村シルク博物館にて、2日間にわたるアジュラックのWSを実施しました。

1日目は、主に館の職員さんが参加してくださり、各々染めたいものを事前にミロバランで処理して、当日持ち寄るスタイルでした。想像してたよりも10倍大きな布が、鞄から次々と出てきた時は、あ、これはやばい、と一瞬たじろぎましたが(笑)、都度皆さんと協力しながら進められて、初めてコチニールを使用したりなんかも。がっつり実験&制作の1日となりました。



2日目は、作家さん、野村シルク博物館の御関係者様、遥々遠くから高速に乗ってお越しくださった方、そして1日目もご参加いただいた方など、様々なメンバーが会場に集結。博物館でご用意いただけた布が、美しく繊細なカディで、綺麗に染まった素敵なブロックプリント布が並びました。WSの最後には、持参したカッチの布を一緒に観察したり、お持ちいただいた布を見せてもらったりと、果てしない手工芸に思いを巡らせながら、あーだこーだと時間が過ぎてゆく。



森林に囲まれた工場で、様々な角度からモノづくりに携わる、素敵な人達に出逢えました。 2日目が無事終了し、閉館間際、職員の宮弓さんのご案内のもと、工場を見学。野村シルク博物館内にある織物館は、西日本で唯一現存する、繭から生糸を繰糸する繰糸場です。 ⁡美大の授業で、繭から糸を巻き取ったことはあったものの、今回、絹糸がどのように作られているのか、ようやく少しだけ理解しました。 ⁡



WSにご参加いただいた皆様、職員の皆様、宮弓さん、この度は大変お世話になり、ありがとうございました!