昨日スフィヤンが日本出張からアジュラクプールに帰ってきました。お疲れ様です!
『日本はとても楽しくて、特に奈良は良かった!日本のみんなが私と会えて嬉しそうだった!』と仰ってました。間違いない!笑
スフィヤンがいると工房の空気がシャキッとします。
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昨日はスフィヤンの弟ジュネードさんが、建設中の第2工房を案内してくれました。スフィヤンの第2工房に同じく、農作物も育てていることからファームと呼ばれています。
相変わらず広大であることはもちろん、特に目を引くのがラウンド型の洗い場。こんな洗い場は初めて見ます。
彼らのお父様、9代目ドクター・イスマイルさんの発案で、スフィヤンの第2工房には従来のスクエア型、ジュネードの第2工房にはラウンド型が設置されたようです。イスマイルさんにとって、アジュラクプールはまるで実験場かのように思えます。DNAがしっかり伝わっているかの如く、ジュネードさんもこの工房で実現したいことを色々聞かせてくれました。
各染色場所から地面に干すまでの導線や、その際に使う置石への配慮、最終的に洗い上がった布を干す器具に仕込んだ細かなギミック、水の循環計画、etc… まるで村づくりPRGゲームみたいに0から工房を構築していく様は、聞いていてワクワクします。
1番面白かったのは、工房内にプールを建設していて、ゆくゆくはビーチチェアをここの置くんだ、と話していたこと。めちゃ気持ちよさそう。笑
浸染エリアには、染めてる間に歓談したり、時にはご飯を食べたりできるように、当初無かったベンチを追加で設置したのだとか。
工房はあと3ヶ月くらいで完成予定らしく、拝見できるのは来年度のカッチ滞在になりそう。とても楽しみです。