ブージのテキスタイルについてご紹介します

まず、ブージがあるカッチ地方は、インドで最も西にある地域です

パキスタンとの国境近くに位置し、砂漠地帯で気温の高低差が激しめ

そのカッチの中心となる街が、ブージです

周辺には、テキスタイルを中心に伝統工芸が盛んな村が点在し、どこへ行くにも、ここブージがハブとなります

世界中からテキスタイルデザイナーやバイヤーが訪れるため、ブージのホテルは、安宿からリゾートまで幅広く

その中でも個人的にお勧めなのが ” City Guest House ” 

お値段シングルで1泊300ルピー(約500円)

清潔な上にお手頃

夏は過酷に暑いエリアなので、もちろんエアコン付きのホテルもあるのですが、急激にお値段があがります

お財布と相談しましょう

ブージの街並みは、布屋さん、糸屋さん、テキスタイルのアーティークショップ等が、沢山並んでます

布好きにはたまりません、、、!

街を歩いてると、道端でお喋りしながら絞りをする女性たちを見かけることも

ついでに、牛もめちゃくちゃいます

インド都市部は少ないからなぁ、、、

近郊には、有名な観光地であるホワイトラン(塩砂漠)があり、シーズンになると国内外から沢山の人がやってくるので、街は活気があります

地球の歩き方でも大きく特集されたりして、日本人の間でも有名になってきてるのかもしれません

ブージにはテキスタイル関連の建物がいくつかありまして

まずは、ここ

カッチミュージアム ( Katch Museum )

カッチ地方の民族衣装や、シルバーアクセサリー、陶芸、土偶などが綺麗に展示されてます

特に、人型模型に民族衣装を着せて、当時の生活の様子を民族別に再現してるコーナーが好き!

こんな風に着てたのか〜、男がこれで女がこの服か〜、この刺繍はこの民族のものだったのか〜、と、一目で理解できて良いです

手作り感満載な感じも面白い、笑

アーイナマハール( Aina Mahal )とプラグマハール( Prag Mahal )という、かつての王族の宮殿も有名です

宮殿のインテリアもさることながら、それに色を添える内装刺繍が素晴らしく、特にアリワークというこの地方特有の繊細な刺繍は、見る角度によって輝きが違い、本当に惚れ惚れしてしまいます

かなり手間がかかる刺繍なのですが、それを壁一面に、、、!

その時間を思うと、気疲れしそうなくらいです

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