インドへ渡る直前、初めてのハワイに行きました。10年ぶりくらいのETA申請。インドビザの申請後だったので、こんなにも簡素なのかと驚愕。笑
ホノルルで1週間ほど滞在しましたが、博物館や美術館をメインに訪問しました。
まずは1番行きたかったbishop museum!
お目当ては、カパと呼ばれるポリネシアの伝統工芸品です。
カパは、ワウケの木(桑の木の種類)の内側の皮を薄く叩き伸ばしたもので、布のように使用されていました。
叩く道具には特徴的なデザインが彫られている木槌イエ・ククが使用され、叩き伸ばす工程で皮に模様が入る仕組みです。その上から、竹製のスタンプで更に模様をつけていきます。
染料は、ノニ、コレアの木、アマウアマウの葉、ウキウキ、マオの花や葉、タロイモの泥など、ワクワク感が凄い!そして、ココナッツオイルやラウアエファーン、マレイの葉、白檀などで香り付けされていたそうです。
博物館全体が、今まで触れてきた文化圏と全然違っていて、大変面白い滞在でした!
お次にハワイ最大の美術館であるホノルル美術館へ。 創立1927年、ハワイなどのポリネシア文化をはじめ、アジア、ヨーロッパ、中東など世界中の幅広い文化圏のアート、工芸品を展示しています。
幸運にも博識日本人ガイドの”もこさん”に館内をご案内いただけて、美術館の歴史から展示品の重要なポイント、館内のインテリアまで、多面的に楽しみました。より美術への興味が湧くような、素晴らしい体験でした。
もこさんは毎週金曜日13時から、ホノルル美術館でボランティアツアーをされていて、個人的なツアーも受け付けられています。今回はタイミングが合わず行けませんでしたが、真珠湾にある航空博物館もご案内可とのこと。またハワイに行く機会があれば、是非お願いしたいです。
【もこさん連絡先】mokokamiya14@gmail.com
そして、ここは行かなければと思っていた、日本軍の真珠湾攻撃を記録したパールハーバーナショナルメモリアル。
展示は、第一次世界大戦後の貧困と絶望が生んだ日本の軍国主義の様子から始まり、世界やアメリカの状況、攻撃当日の様子と、日本の攻撃から変化する戦艦から航空戦への流れ、第二次世界大戦への突入、ハワイでの日系アメリカ人への迫害など、時間軸に沿って体系的に学べる展示内容でした。
全て事実でも、どこを切り取るかで見え方は全然変わるんだろうな。ビジュアルは衝撃的ですが、内容は整然としてました。見に行けて良かったです。
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度々海外に出ているのですが、仕事以外での渡航はとても久しぶりでした。色々見て回って、結局1番記憶に残っているのは、各ビーチから眺めた景色でした。日中のキラキラした海辺も、刻々と変わっていくサンセットも、そこに集う幸せそうな人々も、どれもがとても美しくて、この地が人気の理由が少し分かった気がします。
ハワイから帰国して数日後、直ぐインドへ渡り、様々なモノの振れ幅が凄い状況なんですが、どちらも人の心を掴んで離さない何かがありますね。また行けたらいいな。