インドに来て1ヶ月経過です。
長かったような早かったような。
でも恐らく、ここからの2ヶ月半は一瞬な気がします。
1日を大切に頑張ろ。
こっちの生活には、もうすっかり慣れました。
週7で工房に行って働いてます。
本当は週1で休みもらえる契約ですが、休んだところで何もやることなく。笑
結局工房行った方が面白い。
誰か遊びに来ないかな。
バンニ地方とか行きたいな。
先日、ウズベキスタン、ニューヨークの展示から帰ってきたスフィヤン。
今度は日本での展示のため、またすぐに行っちゃいました。
帰国から出国までの数日間も、ここぞとばかりにデザイナーさんがひっきりなしに工房に訪れ、ずっと忙しそうでした。
今も日本で忙しくしてるのかな。
日本のアジュラックファンの皆さんは嬉しいだろうな。
去年、カッチの人たちが東京に来た時、めちゃ嬉しかったもんな。
デザイナーといえば、最近ずっとインド人女性のファッションデザイナー、ローズさんが来てます。
もう6年くらい、カトリファミリーとテキスタイルワークをしてるみたいで、アジュラックの工程や、どうオーダーすれば効率が良いかなどを知っていて、どんどん染めてます。
語弊があるかもしれませんが、職人さんの動かし方が、すごい。
今、工房内で唯一、英語で意思疎通できる方で、ここでの立ち居振る舞いなど、色々アドバイスしてくれます。
この工房で出会う女性は、みんな、戦略と人格がパワフル。インド人に限らず、色んな人と出会えて楽しいです。
あとは、バナラスから派遣されてきたブロックプリンターのハサン(真ん中)が、バナラスへ戻りました。
やはり、カッチの人とはちょっと雰囲気が違っていたハサン。
距離の取り方が都会っぽい。普通に日本で働いてても、きっと違和感ないんだろうな、っていう。
また急に戻るんだなと思ってたら、後日連絡が来て、赤ちゃんが産まれたとのことでした。
お、おめでとう!!!
工房では、バナラスと呼ばれていた彼。
てか1度もハサンと聞かなかった。
みんなに連絡してたらしく、その日はバナラスベイビーってワードを幾度となく工房内で聞きました。
バナラスベイビー!
なんて素敵な響きだ。
制作の方は、最近もっぱら消しゴム使ってます。自由が効くから色々できちゃって、なかなか木版に手が回らないです。
もう誰も消しゴムにつっこまなくなりました。
最初は、匂いとか嗅いでて可愛かったのにね。
ただ、この余りに小さくカットしたモチーフでやり出したときは、流石に止められました。
木版使えば、同じような柄、もっとスピーディーにできるよって。笑
わざわざブロック探してきてくれたり。
それでも、これで続けたので、普段褒めて伸ばすタイプのサクールバイも、ちょっと呆れ顔。笑
これは、私の中でずっと思ってることなんですが、完璧なイスラム文様を、もうちょっと手の届くところに持って行けないものかと。
1つ1つ、ピースに違いを出して、温かみのある模様を作りたかったんです。
それが伝わったかは、まあ、あれですけど、最終的には、良いんじゃない、みたいな感じで、やっぱり褒めてくれるサクールバイ。
プリントするのが早すぎるので、暇を持て余しがちのサクールバイ。
ひたすら Tik Tok 見てたりします。