暑いです
娯楽が皆無なことに慣れてきました
ゆっくりできるカフェも無し、基本お肉もお酒も無し、毎日豆と野菜のカレー、とチャイ
あとはカレー味の軽食
ゲストハウスと目的地の往復で1日が終わります
バンコクは遊ぶ場所、観光施設、作業カフェ、マッサージ、選べる美味しいご飯で、もちろん楽しかったけど
生半可色々できちゃうから、何もない今の環境が何かに打ち込むのにぴったりです
慣れるまでは若干の悲壮感があるけどね
これから捺染の作業に入っていったら、きっともっと楽しくなるでしょう
ブージに来てからの1週間、会った外人さんは1人だけ
ヴィパッサナを学びに来たドイツ人で、すぐカッチの南へ発ちました
ヴィパッサナの魅力を延々と教えて頂きました
きっといつかやるだろうな
8月の夏休みシーズンになったら日本人も来るかな
オフシーズンってこんな感じだったっけか
もっと外人さんがいたような気がしたけど
今日も朝からアジュラクプールへ行ってきました
到着時、みんなして絞り染め広げ大会やってました!いやはやすごい量だ
アジュラックブロックプリントは全部で16の工程があって、16日かけて制作します(と説明されます)
今日から教えの通り1日1工程ずつやってみることに
16プロセスというのは、約4000年の歴史の中で確立したオリジナルの方法なので、現代は所々で省略することもあります
とはいえ全ての工程が手作業で、それはもうってくらい手間がかかります
4年前に体験させてもらった時は、下処理が終わってる布に、出来上がった染料をブロックで押すところからだったんです
今回は、本当に最初から
今日はサジという1過程目を経験してきました
ラクダのうんちとソーダ灰、ひまし油、熱湯を混ぜた液体を布に浸透させる過程です
これはラクダのうんちを乾燥させたもの
最初見せてもらった時、何かの実かなと
だって完全無臭なんだもの
草食だからですか
それにしても無臭すぎませんか
お手本を見せてもらって、粉々に砕いていきます
砕いてみても無臭、木屑みたい
これに同量の熱湯を加え混ぜます
ふやかしても無臭!!笑
ラグタすごいな〜
次にソーダ灰を水で溶かします
大量に積んである材料袋から、ソーダ灰の袋を探してもらって、、、
こちらも同量の熱湯で溶かします
ケトル使っとったぞ
んでもって同量のひまし油も混ぜ入れたら、それを最初に砕いたラクダのうんちに、ゆっくりゆっくりと流し入れます
今コレ化学反応バチバチなんだろな
ちょっと放置した後、全体の2倍ほどの水を入れかき混ぜます
無臭とはいえ色はグロい
大きなタライに移したら、いざ!!!11mの綿布投入!!!てかのっけから11mも制作させてくれるんですか!!!わーい!!!
ここまで、私がやったことといえば、うんちを砕いたくらいで、あとはひたすら後をくっついていってメモと撮影
実際に自分でやりたかったので、そう言ってみました
足踏みで布に浸透させていきます
どれくらい踏むの?と聞いたら30分だって、笑
5分おきに布を広げて、たたみ直し、均等に入るように
面白かったのかパシャパシャ撮られてました
私も沢山撮らせてもらってるからね
どんどん撮ってくださいな
日本を出てから一度も化粧はおろか日焼け止めすら塗っていませんが
10分くらい踏んだところで、足大丈夫?って
日焼けとか心配してくれてるのかな、とか思ってたら、ソーダ灰入ってるから足が痒くなるよって
遅いんだよな、言うのが、笑
確かにちょっとピリピリするなとは思ってたんだよ
まあなんとかなるでしょう!
それよりか、ラクダのうんちに入っていたと思われる植物の棘らしき物が足の裏に刺さって痛い
って言ったら、めちゃ笑われました
でもね、本当にちくちく痛いんですよ
普段から裸足で外を歩き回ってる彼らと、どこでもサンダル履いてる私じゃ、足裏の感覚が違うに決まってるよ
そんなこんなで炎天下の中30分踏み続け、
軽く絞り、
あとはビニール袋に入れて一晩寝かせます
以上!!!!!
午前上がり!!!!!
続きはまた明日からです
今日の作業を付き添ってくれたウセン君
ありがとう〜!