ムンドラにあるロウケツ染の工房についての紹介します。
まず初めに言っておきます。
私、もうここの行き方わかりません。
というより、当日も、詳しい情報が得られないまま、強行突破でなんとかしました。
迷いに迷って、ひたすら歩いて、ほとんど諦めかけてた時に、やっと見つけた工房です。
こんなとこに工房が、、、よく見つけたわ、、、ってくらい分かりにくい。
そもそも、何でここに来たかと言いますと、事の発端はブージ。
宿泊してるゲストハウスのすぐ近くにあるテキスタイルショップに、すごく面倒見のいいお兄さんがいまして。この日も彼の店で雑談してました。
お店で布を漁ってると、「その布、ムンドラで仕入れてるんだよ。」「ムンドラ?」「知らないの?絶対行ったほうがいいよ!ロウケツ染のブロックプリントで良い工房があるから。」「近い?」「近い!バスを降りて、誰かに尋ねたら、すぐ見つかるよ。」「じゃぁ今から行こかな。」
こんな感じです。
一応ゲストハウスに戻って、wi-fiを繋ぎ、ムンドラ、ロウケツ染、ブロックプリントと検索してみます。
が、特に情報は出てきません。
いくつか他の言葉で検索してみますが結果は同じ。
一瞬ためらいます。
バスに揺られて、いざムンドラへ。
到着。バスを降りて、そして、すぐに気づくのでした。
あ〜〜、、、しくったかも、、、
ロウケツ染のブロックプリントなんて言うから、こじんまりした村をイメージしてました。でも見たところ結構大きな街。
インドの結構大きな街 = 結構迷う
そして、迷いました。
自分がどこを歩いているのか。降りたバス停へはどうやって戻るのか。歩いて歩いて歩き回りました。
誰に聞いても、それらしい工房を知ってる人はいません。
これは結構厳しいかもな。
ほとんど諦めかけ、とにかく元いたバス停に戻ることの方に関心が向きかけた頃、ブロックを布に押す、トンッ、トンッ、というリズムが聞こえてきたのです、、、。
わっかりにくっ!!
前置きが長くなりましたが、ロウケツ染のブロックプリントの工房を紹介します。
ブロックプリントでロウケツって一体何なのかと言いますと、要は、木版にロウをつけて、布に捺染し、防染するのです。それを染料に浸します。ロウを洗い流せば出来上がり。ロウが乗っていた部分は、染料が染み込まず、パキッとした白が残ります。ここでは単色×白のバイカラーが多かったです。
地面に真っさらな布を直接置いちゃうのも見慣れました。仕上がったものが綺麗なら、何も問題ありません。牛に踏まれようが、その上で犬が戯れようが、染め上がりが綺麗なら何の問題もなし!
トン、トン、っとスタンプを押していく彼の、後ろのブロックの壁、圧巻でした!
地震とか大丈夫なのかな〜なんて、考えちゃうの日本人くらいか。
足踏みで水洗。
急に訪れたにも関わらず、丁寧に染めの過程を説明していただけました。
帰りに可愛い布も購入!!!
諦めかけたけど、来れて良かった!!!
おじゃましました!!!!
満足して工房を後にし、再びバス停までの道で迷います。
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