ヒンドゥー教のウェディングにお呼ばれしたので、参列してきました。

誘ってくれたのは、10年来の友達で、一回り年下のグリバ。お兄さんの式だそうで、婚約式と結婚式を1日ずつ、計2日間に渡り開催されます。前日の夜にインスタのDMでお誘いの連絡が来て、当日の朝に参加する旨を返信するという、よくあるパターン。以前、開始15分前に誘われたりしてたので、まだ良い方です。

ムスリムの婚約式・結婚式は何度か参加させて頂いたことがあるのですが、ヒンドゥーのは初めて。会場が近づくと、音楽が鳴り響いていたので直ぐ分かりました。

まずは友人と合流するため電話したら、まだ会場に到着していないとのことなので、フラフラ散策。どうも立食パーティーの時間帯みたい。美味しそうなベジ料理が様々並んでいましたが、食事が出るとは知らず、お腹を空かせていなかったため、軽くパニプリだけ頂きました。

1時間ほど経って、友人が登場。会うのは前回のインドぶり。式は19時からと聞いてたけど、友人が来た時点で20時。そして実際に式が始まったのは更に1時間後の21時。結婚式自体も当たり前のように遅れるんですね。

花火がキラキラ噴射する中、新郎新婦が会場入りし、踊ったり、会場を巻き込んでゲームをしたり。いつもより煌びやかなサリーを着た女性達が、本当に眩しい。この華やかさは、なかなか日本では体験できない。

面白かったのは、新郎側と新婦側の友人軍で行う借り物競走対決。一回戦目はボタンで、参列者が好意で服からボタンを剥ぎ取って提供していました。2回戦目はiPhoneで私のデバイスも回収。そして3回戦目、まさかの白髪!デバイスが手元になく、白髪回収を記録できなかったことが悔やまれます、、、!

メインイベントの指輪交換が終わった頃には、とうに23時を超え、この日は先に失礼しました。

2日目は結婚式。この日は友人がサリーを着付けてくれることになっていました。待ち合わせ時間は会場に13時。それなのに、私は仕事で30分遅刻。会場に到着後、友人に電話すると、まだ会場に到着していないとのことで、フラフラ散策。また立食パーティーの時間帯みたい。でも今日の私は、昨日とは違う。ちゃんとお腹を空かせてます。

およそ結婚式に来たとは思えない服装で、外国人が1人で食べてたら、赤の他人の無銭飲食とも思われかねないので、話しかけてくれた食事中の大家族の席に交ぜてもらうことに。

朗らかな雰囲気での食事でしたが、食べ終わった方から1人、また1人といなくなる。こんな時、こちらの感覚だと、席を立つとしても家族全員で同じタイミングで、とかなら分かるけど、1人ずついなくなっていくの、不思議だ。食べるスピードが遅かった娘さんと、割と長話をしてましたが、ついぞその子も食べ終わり、最後は結局1人で食べてました。なんか面白かったな。

メインイベントが始まり、しろくまみたいな美味しいアイスを食べていたら、友人が会場に登場。席に着くなり、ヒンドゥー特有の結婚式の様子を英語で実況してくれて有難い。今まで参加してきたムスリムの結婚式に比べると、日本人の私でも、まだ想像の範疇をぎりぎり超えない内容の儀式でした。そして、とにかく華やかだ。昨日も凄かったけど、本日の衣装も、会場の装飾も、まるで映画みたい。ちなみに私はついぞ普段着のまま会場を後にし、仕事に戻りました。楽しかった。お誘いありがと!