アジャラクプールという村で布を染めました。

事前に飛び込みでお願いしてからの、当日の様子。

 

アジャラクプールの紹介はこちら

 

まず、ブロックプリントとは、模様が彫られた木のブロックで、染料を布にスタンプして染める技法です。

アジャラックブロックプリントは、ほぼ自然染料で染められていて、独特の幾何学模様をあしらっています。

その歴史はなんと4500年も続いているそうです。
( 正確には途中で途絶えましたが、復活させました。すごい。)

 

まずは、どんなデザインにするか。

ブロックの組み合わせなので、かっこいい!!と思ったものを寄せ集め、デザインを固めましたが、スフィアン(工房のリーダー)からダメ出しの嵐。

定番のアジャラックプリントが、どこにどんなブロックを使っていて、その模様がどんな意味を持っているのか。はやくも苦戦。

 

 

次に、染める手順を教わりました。

出来上がりの色を大まかに3パターンに分け、それぞれの手順を確認します。

専門用語を英語で説明してもらってるので、ついていくのが大変でした。

 

 

次にブロック選び。

概ね3ブロックで1つの柄が出来上がる仕組みになっています。

今回は、4つの柄を組み合わせたデザインなので、4柄 × 3ブロックで、計12個のブロックを使うことになります。

 

 

布を台にピンッと張ったら、いざ!
(ここにある布は、あらかじめミロバランで処理してあり、染料が入りやすくなっています。)

 

 

1つ目のブロックは、石灰などを含む防染するための液体を乗っけていきます。これを押すことで、その部分に染料が入らなくなります。(でも実際は、布の地の色より光沢のある白になるんですよね。ここはまだ謎。)

 

次に、媒染剤を含んだザクロの染料を2つ目のブロックで重ねていきます。

媒染剤とは、簡単に言うと、染料を布に定着させて色落ちしないようにするためのものです。

一般的に、染めの工程と媒染の行程は分かれるんですが、それを混ぜてスタンプするわけです。

 

3つ目は、鉄媒染料を押していきます。事前にミロバランで下処理をしてるので、媒染剤だけ押してもしっかり1色分。

 

コツを教えてくれる職人さん!このおじちゃん、いっつもニコニコ笑ってるんだけど、ブロック持った途端めちゃ真剣です。

ブロックを押す際、布にしっかり染料を染み込ませるため、右手で押して更に左手で上から叩きます。つまり、自分の右手を左手で叩きます。おじちゃんの手は豆だらけでした。

 

 

ピースしてるのではなく、まさに左手で叩こうとしてるとこ。

 

 

3つの染料を重ね終わったら、外へ出して乾かします。

 

 

この時点で既に綺麗!!!

 

 

翌日、藍で染めていきます。

藍に浸ける時間はなんと10秒ほど!
それ以上浸けると、せっかく捺染した模様が溶けちゃうんですね。

 

 

そこも!そこも!と不慣れな手つきの私に指示してくれるスフィアン。

 

 

だいぶギラギラしてます。インディゴブルー凄いな、、、。

 

 

本来なら、藍染の行程は2回あるのですが、私のブロックの押しが弱かったらしく、模様が溶けて無くならないように1回だけ。それでも充分濃い。

 

 

ある程度乾いたら、川を模して造られた段々貯水プールで洗います。

枠のコンクリートに思い切り叩きつけて、余分な染料を落とす!初めて見た時は、布破けちゃうんじゃ、、、なんて思ってたなぁ。

一番深いとこはお腹まで浸かります。

 

 

乾かします。一気にスカイブルー!

でもちょっと、のっぺりした印象ですね。

 

 

その後、ターメリスクフラワーの入った染料に入れて、ザクロの黄色味を強くします。そのまま水洗。

 

 

それを乾かせば完成です!!!やったー!!!

 

 

白が抜けて、キラキラしてて、綺麗!!!

うれしいなぁ!!!

ブロックの押しが弱いので、防染がはっきり出なかったのですが、個人的にかすれ感がたまらない、、、!笑

 

黄色はどこかへ行きました。